Gleam -ドリームキャスト!-

「い、いや、声が似てたから、バルトはエリサが気になってるのかなって思っただけだ・・・」

「なんだ・・・」

エリサが残念そうにため息をついたのを見て、にっとカズアは微笑んだ。

「お前、バルトが好きなのか」

「ち、違うよ!」

勢いよく上げたその顔は真っ赤に染まっていた。

動揺しまくりじゃねーか、素直なやつだな。

愛嬌たっぷりのエリサを見ていると、ほんわかした気持ちになる。

「ところでユナを知らないか?」


   →114ページに続く。