Gleam -ドリームキャスト!-

「ユナ!?
 ち、ちょっと待て・・・それは困る、俺にはエイミーが・・・ユナも分かってるだろ!?」

カズアはいつになくとても慌てていた。
しかしエリサは続ける。

「分かってる!
 そんなこと分かってるよ。
 でも・・・しょうがないじゃん・・・好きなんだから! エイミーに負けないくらい好きだよ!」

「ユナ・・・」

カズアは何かを言おうとしてやめた感じがした。

これ以上はカズアにも、ユナにも悪いと判断して種明かしをすることにした。
そっと手を戻す。

「残念ハズレでーした!」

「エリサ・・・!」

カズアは振り向いた。
怒り気味、しかし少しほっとしたようだった。