Gleam -ドリームキャスト!-

①「ユナか?」

エリサはユナの声を真似してみた。

「うん、そうだよカズア」

「もう気分は大丈夫なのか?」

何かあったのかな、と思ったが、そこはまだまだ遊び盛りの十代。
深く気にとめず、きちんと自分が楽しめる方向へ誘導する。

「うん、それよりカズア、お・・・じゃなくって! 私、もっと悩んでることがあって。
 聞いてもらえる?」

「なんだ?」

エリサは一呼吸おいて

「私・・・前からカズアのこと好きだったの!」