* * * * 部屋を出たカズアはメインルームへ向かった。 「ユナは、いないか。 バルト・・・寝てるのか?」 そろそろ闇王の孤島だ。 このあたりの海域は、海賊や野生の生物は恐ろしがって近付かないのだと言う。 逆に安全ということで、今日はバルトはメインルームの大きなベッドでゆっくり休むことにした。