Gleam -ドリームキャスト!-

おひさまぽかぽか。

辛いことばっかりだけど・・・たまにはのんびりしたって、いいよね。


   *      *      *     *


トントン。

「カズア、いる?」

控えめに扉をノックされ、カズアは起き上った。

「ああ、ユナか。いま開ける」

眠っていたわけではない。
これまでのこと、明日からのことをいろいろ考えていた。

昼間は久しぶりに精一杯遊んだ。
太陽の下であんなに賑やかにしたのは本当に久しぶりだったと思う。

それから夕食をとり、しばらくして休もうと全員部屋に戻ったところだった。