ギュッと拳を握りしめる。 「榊さん…わたし大丈夫だから」 潤んだ瞳で見上げてひかるちゃんが手を伸ばして手首を持って胸に引き寄せた。 ひかるちゃんの心臓の鼓動が指先を伝って速く熱くなっていく。 「怖いけど、でも大丈夫だから…」 「…ひかるちゃん」 「今はまだ怖いけど、でも。榊さんならあげていいから」 「…ひかるちゃん」 「だから、大丈夫―――」 身体は丸みを帯びて子供から少女、そして女になっていく。 あと一年。 理性で欲望を押さえ込んで覆い隠す。