相思相愛~彼方という存在~



「そういえば、今日は定休日なんだろ?何してたんだ?」

『え?あ、うん。今年の夏季限定メニューどんなのにしようかなって』

「夏季限定メニュー?」

『うん。毎年私が考えてやってるんだけど・・・ちなみに夏季だけじゃなくて、四季に合わせて限定メニュー作ってるんだけど・・・』

「へぇ~・・・んで、今年の夏季限定メニューどうなってんの?」

『それが・・・まだ思いつかなくて・・・』

「全然?」

『・・・ぅん』

「ふぅ~ん・・・」

そう答えると、玖遠は黙ってしまった。


そうして、しばらくして・・・