相思相愛~彼方という存在~



ここは、私が独立する数ヶ月前から働き始めたバイトであり、もう一つの家みたいなところ。茂ちゃんは、ここ“喫茶rainy”のマスター。茂ちゃん本人はまだ自分は若いと言っているけど、今年でもう71歳。でも、本当に実際71歳とは思えないほどの容姿と体力を持っている。私は、茂ちゃんのことを本当のお爺ちゃんのように大切に思っている。そして、茂ちゃんも私のことを孫のように見守ってくれている。






只今、午前8時過ぎ・・・

この時間になると、出勤前のお客さんでお店は賑わう。あと、ごく稀に大学生や高校生の人がいたりする。それと、このお店の一角にはダーツが置いてある。最初はただのインテリアとして置いてあるものだと思っていたけど・・・まぁ、それは後々知ることとなる。