相思相愛~彼方という存在~



「琉乃?なんで、ここにいるんだ?」

『あ・・・えっとぉ・・・茂ちゃんに、ここに届けて欲しいものがあるって・・・おつかい頼まれて・・・』

・・・最悪だ。

こんなところで会ってしまうなんて・・・

私は、早くこの場から立ち去りたかった。

『が・・・学園長さんっ、わ私っお店もありますので・・・そろそろ帰らせ「学園長」

「どうした?」

突然、扉の向こうから声がした。

「柊様がお見えになっております」

「あぁ、今行くよ」

『学園長さん?』

何かあったのかな・・・