相思相愛~彼方という存在~



「そいえば、自己紹介が遅れていたね。僕は維出 史遠(いで しおん)、よろしくね。琉乃ちゃん」

『維出?・・・あれ?』

確か・・・私、もう一人維出という人を知っているような・・・

『あぁっ?!!』

「何?!」

私が急に大きな声を出したので、維出学園長さんは驚いている。

『すっすいません///あの、私の友達というか・・・その人と学園長さんと同じ苗字だったなぁと思い出しまして・・・』

「ん?その人の名前は?」

『あ、はい。玖遠、維出 久遠っていうんです』

「!!」

私が玖遠の名前を出して、また学園長さんは驚いていた。

「・・・そいつは僕の息子だよ」

にっこり笑ってそう言った。

『ぇ・・・ええぇっ!!』

私はまたまた、自分でも驚く程の声の大きさで驚いていた。