相思相愛~彼方という存在~



『はぁ・・・ほんと、勝手なんだから・・・』

そう呆れながら、私はエプロンを取り、学校へ向かった。


私立梅燈学園高等学校、略して梅学はこのあたりでは有名な私立校である。偏差値はもちろんのこと、この学校は部活のレベルもトップクラス。その中でも、サッカー部は全国大会に五回も出場している。それに、制服が可愛い、格好いいと人気でもある。

学園は広いし、会うことなんて滅多にないよね・・・

うん。大丈夫・・



歩いて5分ほどで、梅学の校舎が見えてきた。



『―・・・とりあえず、来賓専用の入り口から入った方がいいよね』

茂ちゃんは、予め連絡してあると言っていた。