「おぉ、そうじゃ。すぐそこにある私立梅燈(ばいとう)学園高等学校は知っておるな?」
『うん。だって、詩ちゃんの通ってる学校だから・・・。それで?』
「そこの学園長とは、昔からの友人でな。ちょっとしたあれで、毎月コーヒー豆などを渡しておったんじゃが・・・今までは郵送していておったんじゃがな、この間久しぶりにおうてな、その時に琉乃のことを話したら是非会って見たいと言いだしよったんじゃよ」
『えぇっ?!!ちょっと、茂ちゃんっ!!』
「大丈夫じゃよ。捕って食われやせん。ほっほっほ・・・」
冗談交じりで笑っている・・・
茂ちゃん・・・
『もぉ・・・でも、お店が・・・』
それに、玖遠に会ってしまうかもしれない。
「店のことは心配せんでよい。じゃ、頼んだぞ」

