相思相愛~彼方という存在~



「これからは、そう呼べよ。あと、敬語もなしだから。んで、呼び捨てにしなかったり、敬語使った時点でその日、琉乃ん家いくからな」

『はい・・・ぁ・・・うん///』

それに満足したのか、玖遠さんは・・・玖遠は歩き出した・・・

だけど、私の中には引っかかっている言葉が・・・

“「じゃあ、一緒に祝えんのな」”

『(あれは、どういう意味だったのかなぁ)』






『じゃあ、ここで・・・送ってくれて、ありがとうございました』

「くくっ・・・琉乃って、最後のツメが甘いよな」

『へ?!』