あの、二度目の再開からさらに二週間経った。

あれから、玖遠さんは毎日のようにお店に来てくれるようになった。

それも、バイトが終わるちょうど30分前に。

そして、今日も一緒に帰る。

今はその帰り道・・・

『玖遠さん』

「ん?」

『玖遠さんの誕生日って、9月22日?』

「なんで?」

『メアドに0922って・・・』

「あぁ、琉乃は?」

『私も・・・9月22日なんです』

「マジ?」

『マジです』