プラチナ

屋上へと向かう階段を上る。

今は6月。
選挙は6月中盤。

ってことで、今の屋上は人が来ない。



だって、いつ雨が降るかわかんないとこには人はきたくないでしょ?



この学園には山ほど素敵な場所があるんだから。



カンカンという音が鳴り響く中私は少しずつ屋上に近づいていく。