プラチナ



未来さんに頼まれて

あなたを桜としてピンクガールに立候補してくださいって。



え。と口だけ動かすと彼女は
「だからと言って別にピンクガールに当選させるわけではないわ」

と耳元で私に言った。


ある意味中立の立場がよくわかってる。