「え…?」

私はというと…間抜けな声を出してしまった。

私の肩を抱いていた桜庭君も同じようで目を点にしてその光景をみつめている。


そう…だよね…


いきなり新しいカラー制度っていっても…



でも…新しいこの制度…
つまり…私は辞退する必要も、学園追放もなくなったわけだ。
もし、同時に当選しても
そのプラチナにつくってことだから…



って…何当選確実のように、私は考えてんだ。