本当だろうか…

確かに私は自分で立候補の用紙を書いてないし出していないので、それが本当かどうかわからない。


だけど…
そうだといしたら、立候補をするのに名前を変えた理由が納得がいく。


下を向いていると、彼女は再び口を開く。



「暗黙の了解。ってところかしら?だって、学園の上に立つんですもの。よくばったらいけないわね。し・ず・さん。」


再びニッコリと笑って彼女はその場から立ち去った。




「あなたが当選確実になったら言ってあげるわ。」




という一言を残して、