プラチナ

「ごめ…」
「いいよ。」


間髪いれずに答えた彼女に目を見張る。


忘れそうだったが、周りにいた立候補者たちも目を見張る。


「え?」


立候補者には未来とかの話は全く聞こえてないけれど…

あとあと聞いた話によると、「孤独なオオカミ原口 和音」っていうのはものすごい噂で…


男女だれとも関係を持たないっていう有名な人だったらしい。