プラチナ

「では、こちらの控室にいてください。」


自己紹介が終わったら次は自分のことをアピールがある。


確か去年の大原さんは…
「水着で出て男子の票を獲得したんだよ?」


にっこりと笑って私の真横にいるのは未来。


「ぶっ」


危うく口に含んでいたお茶を吹き出しそうだった。



「ぐっ…ごほっ」


むせてきつそうにしていると未来がタオルを差し出して「大丈夫?」と聞いてきた。