夏の空に

お見合い、受けるべきなんだか、わからない。


「お母さん、どうしよう」


私はお母さんに相談した。

「夏奈子、あんた春幸くんのこと好き?」


「嫌いでは…ない。」


「じゃあ好きなんだね」


「そんな風に考えたことなかった。」


「お見合い、受けてみたら?春幸くんの本当の魅力に気付けるかもね。」


そういうとお母さんは、炊事場に行った。