ゴミで何が悪い?

「先輩

もうこのまま帰りますね。

親からの鬼着信も凄いので。」



さくらは、



なつに申し訳なさそうに言うと、



「実家の番号教えて。」



なつの質問に、



思わず、



「ハァ?」



聞き直したさくら。


「あっ!



ここでいいです。」


なつは、



タクシー代を払い、


「早く降りて。」



さくらをさとした。