「あんたいままで、
何処で遊んでたの?」



「バッシン」



さくらは、

あまりの迫力に目をまん丸くさせながらも、



「いってぇーな。

くそ婆。」



右手の頬をおさえながら、



さくらは、

無言で

階段を駆けあがり、
自分の部屋に入った。