「えと・・・金払う、よ?」 「あ?いいつの。・・・まぁ、お兄様に強請るような代物とは違って安物ですけど。」 「な、何でアンタはそう憎まれ口たたくのよっ!コレ気に入ったんだから、ウレシイに決まってんでしょっ」 って、アタシも大概カワイクないよな。 「あー・・・えと・・・・アリガト?」 「ぷっ・・・何で疑問系だよ。」 笑って歩き出すイブキ。 その後を追いながら、何故か顔がニヤけた。