握られた手にドキドキしながら、出てきた人達と入れ違いで中へ向かう。


な、ナニ緊張してんだ、アタシ。


これじゃ、まるで恋人みたいじゃん・・・なんて。






ドキドキする半面、ぎゅっと胸が苦しくなる。





恋人なんかであるはずない。



だって今日は・・・・・。