「ま、いいや・・・・イイぜ、映画。」 少ししてぶっきらぼうに返ってきた返事。 本来なら、喜ぶべきなんだろうけど、心の奥の方でチクッと何かが痛んだ。 「そか・・・じゃ、そーいうことでヨロシク。」 ワケの分からない胸の痛みをごまかすように笑って、アタシは逃げるように部屋へ向かった。