僕っ娘と俺っ娘。

「あ、こっち?
高梨さん家」


「そーだよ。 尾高さんは?」


こっちなんだ、と反対方向を
指差した。


うわー。 残念。 ちょっとだけ。
じゃあ、と掌を高く上げて



高梨さんは笑った。