俺は先生に悲しむふりをして、サボりたくはなかったアピールをした。 元々、先生の前では優等生な俺。 そんな俺がサボるなんて誰も考えないだろ。 「そうだったのか………すまん。長谷川がサボるはずがないよな。疑って悪かった」 ほら、思った通り。 「いえ。渡辺くんに説得も出来ず、すみませんでした」 だから、俺は演技を続ける。 「いや、お前は気にしないでいい。後で俺が渡辺を懲らしめてやるから安心しろ」 そう言って自分の胸を叩く鬼先。 鬼先が単純でラッキーだったわ。笑っ