だけど断れなかった。 あいつが顔を真っ赤になったかと思うと不安そうに俺を見上げる姿がなんだか変な気持ちにさせた。 ヤバい………。 大丈夫か、俺ッッ! あいつだってどうせ他の女と同じに決まってる 俺は一生、初恋とか恋愛とかくだらないことはしないって決めたじゃないか。 落ち着け、俺。 ただあいつが珍しいだけだ………。 ―――ガラッッ 俺は自分を落ち着かせながら教室の扉をあけた。 「あ~~~!!旬」 俺が教室に帰ったことを知った一人の派手な女が俺の腕に自分の腕を絡めてきた。