そこの教室をみると社会科準備室って書いてあった。 そんな所あったんだぁ。 匠先輩はケータイを開いて見て時計を確認したかとおもったら 「あっ、そろそろ俺、用事があるから帰るね」 「えっ、すみません。用事があったの知らずに……」 用事あったんだぁ。 悪いことしたな………。 私はしゅんとちょっと落ち込んだ。 匠先輩は自分の顔の前でブンブンと手を振った。 「俺が桜ちゃんと一緒に居たかっただけだから気にしないで」