この手を



「咲、弥!


 どうしたの!?

 なにがあったの!?」


私の焦った声になおも気づいて

「咲弥ちゃん!?」


なおも飛びついてきた



「あ・・・かりちゃ、んなおちゃん・・・」



涙をぼろぼろと落としながら
掠れている声で



「私って、啓くん、のなんなの、かな・・・」



そう言ったのだ