恋と戦争と甘い食べ物。



「誕生日おめでとう!陽菜乃」



あ…!そういえば今日、私の誕生日だったんだ。


三葉が来てからずっと、忘れてた。著者も忘れてた。


「ありがとう…でも、衡」

「ン?」

「………ちょっと、大きい」


がぼがぼ。店で、勘でサイズを決める衡の姿が見えてくるようだった。


「…ごめん。ネックレスにしてて…」

「うん」


衡は自分のネックレスからチェーンを取り、指輪を掛けて、私の首に優しく飾る。