びしょ濡れで家に帰った。 まだ夕方前だったし、両親は仕事から帰っていなかった。 ただ…三葉が風呂上がりらしく、濡れた髪にタオルを当てながら、私を出迎えた。 「ずいぶん早いな。しかもびしょ濡れ。どうした?」 テンションの高いトーンの三葉。大体、あんたのせい… 「ひなッ!?」 あー立てない。ダメだ。立とうとも思わない。