「…………」 開場から3時間。 晴れだったはずの気候は、本当に雨降りになってしまった。 私はうつむいたまま。 宮野は黙ったまま。 ゆっくり、時間だけが刻まれていく。 「…もう、分かんねえ」 え…? 私は顔を上げた。そこには、いつもの温かい瞳を消した、宮野。 嫌な予感が巡って、呼吸が止まった。