「陽菜乃ーっ。目閉じてー」 「やだ」 絶対に嫌だ! 宮野は押し倒す姿勢のまま、嫌がる私の頬を固定した。 胸が、ドカンドカン鳴る。 「じゃあ―――無理やり」 結局私は、目を閉じた。 強引な宮野の愛を感じながら、どう切り返すか、考えた。 あ。 こんなん、どうだろう。 「宮野…」 「ん?」 「無理やりキスした代。次のテストで50位とってきて」 ちなみに、80人中の宮野の平均順位は、70位。 私は5位だったりする。