私は美味しいから飲んでるんだと必死にアピールした。 けれど宮野の疑いの視線は消えることなく、 「さ、白状しろ。三葉って何者なんだ?」 ズパーンと決め言葉。 宮野のコーヒーから水滴が落ちて、地面をポタリと冷やす。 その水滴が3度落ちたところで、私は三葉が幼い頃の近所の兄ちゃんで初恋の人だ、ということを説明した。