恋と戦争と甘い食べ物。



「断る。席、どーぞ」


「ちょっと、衡ー」


奈々。三葉先生とは違い女性だから、扱いにくい。


さてどうしたものか。


「ねえ、何かあった?超不機嫌だよ」


心配そうな奈々の声に、喉の奥から言葉が出そうになる。


全然大丈夫だよ


そんなこと言ったら、もう陽菜乃と終わりだって気がした。