顔を上げ、衡の温もりに腕を絡める



「雪だよ!衡!」


「本当だー…」



衡と一緒に、この初雪を見れたという幸せ。


別れたままだったら、きっと知らなかった幸せ。



「…クリスマス。一緒、に……過ごさない…?」



照れ臭そうな衡の顔。


私を想ってくれる、最高の彼氏。