「あっえっ、ど、どどどうしたのカリア!?」


どうしたの、は私の方なぐらいの動揺。


《…あのね。あたし、今日三葉君と話したの》


え、三葉と!?


《あたしの気持ちには応えられない、って。分かってたよ、あたし》


悲しそうなカリアの声。


私たち、同じ初恋だったんだもん。


そりゃ、悲しいよ…