それだけでは終わらなかったー
気付くと押し倒されていた。
「ふぇっ?!」
まだ泣いているあたしの上には
りゅうの綺麗な顔。
びっくりしすぎて
涙が一瞬止まると
それを指で優しく
拭ってくれた。
「プロポーズするまで
ずーっと我慢してた。
だけど、承諾されたし
もういいよな?」
そういったりゅうの顔は
いたずらしている子供
みたいなかんじだった。
「うん、
いいよ。
りゅうとなら」
あたしはぐちゃぐちゃの顔で
精一杯笑ってそう言った。
「っんな顔で見んなよ、
今ので
理性ぶっ飛んだ。
手加減しないからな?
今日は家に泊まれな?」
「えぇ?!
無理だよぉ!」
あたしの抵抗も
虚しくベットに
連れていかれる。
「まあ、帰ろうとしたって
お前が帰れる時には
もう朝だろうし?
それにー」
いきなり顔をぐっと近くに寄せ
耳元でこう囁かれた。

