本のバーコードを通 して一人本を並べて いると外から 『ゴーレー、いーち ゴーレー、にー ゴーレー、さーん』 などと野球部の掛け 声が聞こえてきたそ ろそろ野球部が終わ る頃らしい 私もはやく本を並べ なきゃ とさっさと本を元の 棚に並べ誰もいない 図書室の鍵を閉め正 門まで急いだ でも急に一緒に帰る ことになったけどど うしてだ なんて考えてると向 こうから齊木がやっ てきた