また手伝わせちゃった。 「なんかいつも悪いね…」 「別に」 そして黙々と作業を続ける。 「なあ」 奥山鉄也が口を開いた。 「お前この仕事嫌じゃないの?」 「…え?」 意外な質問だな… 「んー、確かにめんどくさいけど嫌じゃないよ」 「ふーん」 「でもクラスのみんなのために役立てるなら嫌な仕事でも引き受けるよ」 「…すげーな」 「そう?」 すると奥山鉄也は作業している手を止めた。 「俺暴力事件起こして転校したんだ」 「え」