私の血を狙わないで。





「てゆーか!!今はそんなことより、鍵川を助けるってことだけに集中しようぜ!!」



シンさんが必死になって言う。


私たちは頷いて、また走り出した



それと同時に、私の携帯から音楽が鳴りだす



「メール……?」


私は走りながら、携帯の画面を見る



私は息をのんだ


メールの内容にドキッとしてしまったから。



『たすけて。

光。』



光からの助けを求めるメール。


私は今にも溢れ出しそうな涙をこらえた。



今、光は苦しんでる

すっごく……物凄く。



私だって経験したことあるから。

光の気持ちだって分かる。



私は走るスピードを、もっと速めた。


できるだけ早く、光を助けたい。

心からそう思ったから。