私の血を狙わないで。





───「凛香~っ!!おはよっ」


教室に入ると、光とみいなが私に駆け寄る


そして私を椅子に座らせると、光が私の前に立つ



「ではっ!!これから重大発表をします!!」



「え?」


光が偉そうに「ふんっ」と鼻を鳴らす



「わたくし、光は……片倉先輩に告白することになりましたーっ!!」



「ええっ!???」



告白するっ…て…!!


てゆーか片倉先輩にっ!??



片倉先輩は吸血鬼。


たとえ魔女でなくても、血を狙う。


もし付き合ったりしたらー……??



光が危険すぎるっ!!!



「駄目っ!!それだけはやめて!!」



「え?もしや凛香も狙ってたとか!??」



「違うよ!!…その、なんてゆーか…。」



「吸血鬼」…なんて言ったら


学校中、大騒ぎになって…



そのうち私が魔女だってこともバレるー……



「……っ…。」


私は唇をかんだ


なにも言えないよ……



「とゆーことでっ!!二人とも協力してねっ」


「おっけーっ!!」


光とみいなが嬉しそうに言う


その中で一人

私はずっと黙っていた