45センチのコイ。

「ふーん。
ま、別にいいけどねー」


あんまり突っ掛かってこなかった夢香だが、顔がニヤニヤとしている。


何?。
なんでそんなニヤニヤ顔なの?。


「四月一日くんで頭がいっぱいだった……」

「ち、違うよっ!」


何か誤解しているような事を考えているんだろうな、と思ったら案の定だ。

あたしは夢香が言い終える前に、否定をした。


「そんな声を荒げて否定するなんて事は、尚更怪しいわね」


顎に右手当て、一層顔をにんまりさせる夢香さん。


だから、勘違いだよぉー……。

確かに前半は四月一日くんが頭の中に存在していたけど、消してハンバーグにしたよぉー……。


「まあ、違うならゴメンだけどさ。
それより、あたし今日は購買でお昼買うんだけどさ。
優香も行く?」


夢香はあたしの顔を見て、違うと察したのだろう。

この話に終止符を打った。