45センチのコイ。

「あんたの隣、イケメンよね」


うっ!!。

しまった。この手の話題を聞くときは、飲み物を飲んじゃダメだった。

夢香が前のめりになって、ちょっとニヤニヤした顔の時は要注意なのに。


オレンジジュースを喉に詰まらせ、ごほっごほっと咽せる。


「ちょ!、大丈夫?」


心配した夢香が、何を思ったのかカバンからポケットティッシュとなぜかビニール袋まで取り出して渡してきた。

……あたし、今からジュース戻すわけじゃ……。


「ごほっ……大丈夫……っ」


辛うじて声を出したが、いつもと違うへんてこな声が出た。