始発とともに

「カフェとかは?
皆で出来るし、お客さんが入って盛り上がりそう♪」

「バザーで高利益を狙うのもありだぞ?」

「それで扇風機購入な♪」

「いいねぇ♪」

「そんなんじゃ夢がないじゃない!?」

翌日の話し合いは、大雑談会になっていた。

二十人くらいの意見だからまとまるのも早いだろうと思っていたのが間違いだった。

一日時間を与えられた分、色んな意見が出過ぎて収集がつかなくなっている。

クラス委員の崇まで参加しているから、今はまとめ役が誰もいない無法地帯と化していた。

「じゃあ全部やればいいじゃない。」

面倒くさそうに、蓮華が頬杖をつきながら言った。

「全部?」

教室内が一気に静かになった。

思いつきで言ってしまった蓮華は皆の視線に耐えきれずに、救いを求めるように北斗を見つめた。