始発とともに

「うん、美男美女♪
大歓迎!!
ようこそ寄合高校へ♪」

男子生徒がそう言うとクラス中に笑顔が戻り、教室内が一気に賑やかになった。

「俺は梅宮崇(うめみやたかし)。
よろしく♪」

崇は楽しそうに笑いながら手を差し出した。

「俺は山内北斗。」

北斗は呆れたように笑いながらも、崇の手を握った。

「そちらの美人さんは?」

崇が秋を見つめたが、秋は動揺した様子で目をぱちくりさせていた。

「…私の事?」

秋が崇を見つめながら言うと、崇はコクコクと頷いた。

「…向井秋です、よろしく…」

秋がぼそっと言うと、崇はふうっと息を吐いてから、パシンと秋の背中を軽く叩いた。

「はい、もう一回♪」