始発とともに

「ただいま。
二人を連れてきましたよ。」

老人が家の中に向かって言うと、奥から足音が聞こえてきた。

「お帰りなさい。
それと、いらっしゃい。
すぐ夕飯にするよ。」

奥から出てきたのは、長身で笑顔が似合う青年だった。

北斗は老人に続いて家に入り、秋も北斗を追いかけるように家に入った。

田舎らしい日本家屋で、畳の匂いが新鮮だった。

居間には四人分の食事が用意されていて、美味しそうな匂いがしていた。

「あの…
どうして俺たちを?」

北斗が聞くと、老人は二人に席を進めながら微笑んだ。