始発とともに

「いらっしゃいませ♪」

女子はメイド風の可愛らしい衣装、男子は蝶ネクタイとベストにパンツというシンプルな衣装。

セレクトショップカフェは盛況だった。

生徒それぞれが作った商品、手作りのケーキと美味しいコーヒー、秋と蓮華が中心になって飾った店内は好評だった。

「北斗、オーダー頼む。」

「秋ちゃん、これいくら?」

「北斗くん、一緒に写真撮って♪」

北斗も秋も大忙しで、ここぞとばかりに二人を見に来た生徒に囲まれていた。

「うん、俺の計算通りだ♪」

「崇、お前なぁ…」

接客にぐったりした北斗が崇を睨み付けると、崇はニヤリと笑った。

「まぁまぁ、昼休みだし休憩してこいよ。
秋と蓮華も一緒に行ってこいよ、俺もすぐ行くから♪」

昼休みになり、順番に休憩をとることになった。

「じゃあ、行くか?」

三人は忙しかった教室を出た。